歯が黄ばんでいると、会話を楽しんだり写真を撮られたりするときに歯を出し笑うことに恥ずかしさを感じてしまうでしょう。
他人からどう見られるのか気になるのであれば、歯の黄ばみを除去するホワイトニングがおすすめです。
そのホワイトニングで用いるホワイトニング歯磨き粉ですが、様々な種類があります。今回は歯が黄ばむ原因やホワイトニング歯磨き粉の選び方などを解説していきます。
歯が黄ばむ原因は?
内的要因の加齢や遺伝
歯が黄ばむ原因は、内的要因と外的要因の2種類に分類できます。
まず内的要因ですが、加齢や遺伝が挙げられます。加齢によって歯が黄ばむのは、歯の一番外側にあるエナメル質が薄くなるためです。歯のエナメル質は、非常に硬く歯を刺激から守ってくれるカバーのような役割を持っています。
エナメル質は、徐々に薄くなっていくため黄色い象牙質が透けてしまい歯が黄ばんで見えます。遺伝で歯が黄ばむのは、遺伝で歯の色が受け継がれているためです。
歯が黄ばむ原因が思い浮かばないのであれば、遺伝を疑いましょう。
外的要因の生活習慣
外的要因として挙げられるのは、生活習慣がもたらした黄ばみです。
食生活によるものだと、例えばカレーや調味料などに含まれる着色しやすい成分を口に含んだことで、徐々に歯が黄色く染まっていきます。
また喫煙習慣がある人は、タバコに含まれるタールが歯を黄ばませます。他にも歯の磨き方が足らないなどの理由で歯垢がこびりついていると、歯は黄ばみやすくなります。
歯垢を放置すると、虫歯や歯周病も懸念されるので黄ばみがでてきたら、念のために歯科医院で見てもらったほうが良いでしょう。
歯を白く見せるための対策
内的要因については、ホワイトニングで象牙質の漂白をすれば歯を白く見せる事ができる可能性があります。
しかし、研磨剤を含んだホワイトニング歯磨き粉を用いると、ただでさえ薄いエナメル質をさらに薄くしてしまうので逆効果になりかねません。
事前に歯科医師に相談をしておく方が無難です。
生活習慣がもたらした黄ばみについては、ホワイトニング歯磨き粉で着色した色素や汚れを除去することで歯は白くすることが可能です。
ホワイトニング歯磨き粉の選び方
ホワイトニング歯磨き粉の選び方で注目するべきは、配合されている成分です。
黄ばみを除去するための成分としてよく用いられるのは、「ポリリン酸ナトリウム」や「ハイドロキシアパタイト」などがあります。その成分によって、洗浄力に違いがあるので歯の状態にあわせて選ばなければいけません。
他にも、歯を強化するために再石灰化を促すフッ素が含まれているのかどうか、研磨剤が含まれているのかどうかというのも重要な点です。フッ素は、濃度が高いほど再石灰化が促進されます。
研磨剤の方は表面の汚れを取り去るという点では良いのですが、歯のエナメル質や歯茎も削るので人によっては避けておく方が良い成分です。
ホワイトニング歯磨き粉の比較
TaVaTeee (タヴァティー)
TaVaTeee (タヴァティー)の特徴は、独自処方の成分により内側から歯を白くすることです。
有効成分はポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、DLリンゴ酸の3種類で、使用していくことで着色汚れを除去できます。
さらに白くなった歯の美しさを際立たせるのが、厳選パールエキスです。
また、歯茎ケア成分と虫歯や歯周病を抑える口腔ケア成分、悪臭を防ぐ口臭ケア成分なども配合されており、口に関する様々な悩みを解決できます。
ブレスマイルクリア
ブレスマイルクリアの有効成分は、ポチエチレングリコール400です。
このポリエチレングリコール400は特にヤニの着色汚れに効果があり、歯の黄ばみが気になる喫煙者には最適なホワイトニング歯磨き粉になります。
さらに歯の隙間に入り込むシャイニングナノカプセルの働きにより、隅々まで歯の汚れを落とせることも魅力です。
他にも歯石対策や虫歯予防ができる口腔ケアや口臭防止成分などにより白い歯をつくりだすことができます。
Pureha(ピュアハ)
Pureha(ピュアハ)の有効成分は、酸化タングステンと酸化チタンです。
酸化タングステンにより歯の表面にある汚れを浮かし、酸化チタンで着色汚れを除去することで歯の白さを手に入れることができます。
さらに、ブラッシングで用いるのは、サロンレベルの光触媒効果を持つ専用電動ブラシです。LEDより発せられる光と振動により、普通の歯磨きでは落とせない汚れを浮かせられます。
他にはユーカリ葉エキス、ヒドロキシアパタイト、キシリトールなども含まれており、歯の白さだけでなく、口臭や歯垢の予防もまとめてできるホワイトニング歯磨き粉です。
まとめ
3つのホワイトニング歯磨き粉を比較していくと、それぞれの有効成分は大きく異なることがわかります。
ヤニ汚れに強いブレスマイルクリアのように、歯の黄ばみの原因に合わせて選ぶことができれば期待通りの結果を得られるでしょう。
またいずれのホワイトニング歯磨き粉でも、歯を守るために石油系洗浄成分や研磨剤を不使用にしていたり、管理の行き届いた工場で生産をしていたりするなど品質に対する配慮がされています。
そのため、このような点を気にする方も心配はいらないでしょう。ホワイトニングでどれだけの効果が出るかについては個人差があるので、成分の比較だけでわかりにくいならば実際に試してみるのが一番です。