スキンケア商品の中でも、値が張り、主役級の効果を期待出来るものと言えば、やはり美容液ではないでしょうか。
色々なものがあるので、どれを選んで良いのか、迷ってしまうということも多いかもしれません。しかし、ポイントさえ押さえておけば、美容液選びで迷うことはなくなります。
ここでは、美容液を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
予算を決めよう
美容液を選ぶ際に、決めておきたいことの1つと言えば、予算です。
予算の上限がなく、好きな商品や気になる商品を選ぶことが出来るといった人もいるかもしれませんが、大抵の場合は、美容液以外にもスキンケア商品を利用するので、美容液にかけられる予算には上限があるといった人の方が多いのではないでしょうか。
一口に美容液と言っても、プチプラで買えるものからハイエンドなものまで様々なものがあります。
まずは、どの程度の価格帯の美容液が購入可能なのか、明確にすることが欠かせません。
どんなに欲しい美容液があっても、予算外であれば購入対象外となってしまいます。購入出来ないものに目を向けるよりも、購入出来る商品の中から、自分に合った商品を見つけることが大切ですので、まずは予算を決め、選択肢を明確にしましょう。
ただ、毎日のスキンケアで利用する美容液と、ここぞという時に頼るレスキュー的な役割を担う美容液では予算が変わって来ます。
前者の場合、継続して利用することになるので、予算の上限は低くなりますが、後者の場合には、限定的な利用になるので、予算の上限も高めにすることが出来るはずです。
1つの美容液をずっと使い続ける必要はなく、その都度、変更したり、付け加えたりといった利用の仕方も出来ます。
予算に応じた商品選びをすることが大切です。
目的を考えよう
美容液の選び方で大切なポイントになるのは、利用目的です。
美容液を使うことによって、シミやしわを改善したいという人もいれば、美白効果が欲しいという人もいます。
どういった悩みを抱えていて、美容液を使用することで、どうなりたいのかといった部分は人によって異なりますし、時間の経過とともに変わることも少なくありません。
肌の悩みというと、あれもこれも気になり、1つに絞ることが出来ないという人は、1番気になるもの、改善したい度合いの高いものといったように、悩みに順番を付けるようにすれば判断し易くなります。
複数の悩みに対応する商品よりも、1つの悩みに特化した商品を選ぶ方が簡単ですので、美容液選びに慣れるまでは、1番気になる悩みに焦点をあてて商品を選ぶようにしましょう。
目的別の選び方としては、シミやしわが気になる場合には、水分と油分の両方が不足がちになっているので、保湿効果のある美容液が効果的です。
セラミドやヒアルロン酸などの成分の割合が多いほど保湿効果も高くなるので、肌の状態から判断すると良いでしょう。
また、美白効果を求めるなら、ビタミンC誘導体などの成分が入っている美白美容液を利用し、メラニンの生成を抑えること、たるみなどエイジングサインが気になる肌には、レチノールやコラーゲンといった高濃度の有効成分が配合されているエイジングケア用の美容液を選ぶことがポイントになります。
他の商品との相性を考えよう
美容液の効果を最大限に発揮させるためには、他のスキンケア商品との相性を考えることも欠かせません。
例えば、美白美容液を利用し、一生懸命ケアしても、UVケアを疎かにし、メラニンの生成を促してしまっているようでは、足を引っ張る形になってしまいます。
美容液の効果はあっても、実感しにくい状態と言えるので、効果がないと誤った判断をしてしまうかもしれません。
また、乾燥が酷いと保湿効果の高い美容液を選びたくなりますが、化粧水やクリームも保湿力の高いものを使っていると、油分が過剰になってしまう場合もあります、思ったような効果を得られないばかりか、水分と油分のバランスが崩れ、肌トラブルの原因となってしまうこともあるので注意が必要です。
美容液を選ぶ際は、単品で考えるのではなく、一緒に使う他のスキンケア商品との相性を考えるようにしましょう。
自分で判断することが難しい場合には、ライン使いが簡単です。同じシリーズの商品は、大抵の場合、一緒に使うことで、相乗効果が出るようになっています。
色々なメーカーの異なる商品を組み合わせて使うよりは、同じラインの商品を利用した方が、商品選びで失敗する確率は低くなるはずです。
じっくり商品を選ぼう
美容液を選ぶ際は、じっくりと商品を検討することが大切です。
予算に見合った選択肢の中から、目的に合わせた商品選びをすること、そして、商品の効果を落とさないよう、他のスキンケア商品との相性を考えることがポイントになります。
肌の状態や悩みは変わるものなので、定期的に商品を見直したり、変更したりすることも大切です。