顔へのスキンケア用品はいろいろとありますが、肌によい成分が含まれていて、毎日でも利用できるのが化粧水と美容液の二つです。
しかし、化粧水と美容液の違いが分からずに、なんとなく利用する方もいるかもしれません。
それぞれどのような役割なのか知れば、違いがハッキリと分かるので、正しく利用するためにも理解しておきましょう。
化粧水と美容液の大きな違い
化粧品と美容液の違いを簡単に説明すると、『商品の中に入っている成分が異なること』です。
成分が違えば肌に対する役割がまったく異なるため、化粧品は美容品の代替品にはできませ。
もちろん、逆も無理なので両方の効果を得たければ、どちらとも使う必要があります。
化粧水の役割
化粧水は肌に潤いを与えて、保湿を行うために作られたスキンケア用品です。
普通の水を肌に塗ったところで、ほとんど潤いを与えることはできません。水では蒸発するときに肌の水分も一緒に奪ってしまうこともあるため、かえってカサカサになるケースもあります。
しかし、化粧水には保湿するための成分が含まれているので、サラサラしているように見えてもしっかりと水分を封じ込めくれるでしょう。
その結果、モチモチ状態でキメの細かい肌を目指せます。
なお、スキンケア用品として、拭き取り用の化粧水も販売されています。
こちらは洗顔のあとに皮脂や角質などをしっかりと落とすために利用するスキンケア用品です。もちろん、保湿成分が含まれていますが、拭き取り用の成分も入っているので、普通の化粧水として間違って買わないようにしましょう。
美容液の役割
美容液は、肌にさまざまな美容効果を与えるために利用するスキンケア用品です。
例えば、目尻や額の小じわに特化したものや、透き通るような白い肌にするための美白に特化した商品も販売されています。
また、厳密にはお肌に直接作用する成分ではありませんが、日に焼けたくない方に向けてUVカット成分が含まれているものも販売されています。
ほかにもいろいろな美容効果を持つ美容液があるので、自身が期待する効果のものを探して利用しましょう。
一つの美容液で複数の美容効果を持つ商品も売られているため、欲張りたい方はしっかりとしたリサーチをおすすめします。
ちなみに、化粧品と美容液の効果をもったスキンケア用品も販売されています。
もしも、二つ使うのが面倒だと感じてしまうなら、そちらを選べば大幅に手間を減らすことが可能です。『オールインワン化粧品』といった名称で売られているので、簡単なスキンケアに興味があるときは調べてみましょう。
化粧水と美容液を利用する順番
化粧品と美容液はそれぞれ単体で利用しても、高い美容効果を得られますが、両方とも使うことでより高い相乗効果を得られます。
そのときに気にしなければいけないのは利用する順番です。
もしも、最大限の効果を得たいときは化粧水を利用してから、美容液を塗るようにしましょう。
化粧水には美容液の効果を高めるための役割もあるので、順番を逆にしてしまうと、よい効果を得られないかもしれません。
なお、美容クリームや乳液などのほかのスキンケア用品も利用したい方もいるでしょう。
化粧水と美容液の二つはスキンケアを行うときの土台になると考えて、ほかのスキンケア用品を使うまえにも利用する必要があります。
土台をしっかりと整えたうえで他のものを活用すれば、理想の効果を得られる可能性が高いです。”
役割の違いを知れば自分に合ったものを選べる
化粧水と美容液にはハッキリとした違いがありますが、どちらともスキンケアを行うにあたって重要なのは間違いありません。
それぞれ、いろいろな種類の商品が売られているので自身の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
役割がどのようなものかしっかりと分かっていれば、肌の状態や悩みに合わせて適切なものを選択できるようになります。