年齢を重ねるにしたがって、肌にも様々な変化が伴ってくるものです。
美しいお肌をキープし、若さを保っていく為には、正しい方法でエイジングケアを行っていくことが欠かせません。
ここでは、正しいエイジングケアの方法について紹介していきます。最近ちょっとお肌で気になるところがでてきたかもと感じる人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
エイジングケアは保湿がポイント
若い頃はオイリー肌で、洗顔後にツッパリを感じることもほとんどなかったというような人でも、30代、40代と年齢を重ねるにつれて乾燥を感じやすくなっていくものです。
これは、女性ホルモンが減少することで肌のバリア機能が低下してしまい、肌から水分がどんどん蒸発するからと言われています。
すると、肌にシワやたるみができやすくなったり、外部からの刺激を受けやすくなったりします。毛穴の開きやたるみの原因にもなってしまうのです。
そのため、潤いのある肌を保つためには、保湿をしっかり行うことが欠かせません。洗顔後は化粧水で肌に潤いを注入し、みずみずしさを保つようにしましょう。
そして、エイジングケアによい成分が含まれている美容液でケアをし、乳液やクリームなどを重ねていきます。油分を含んでいる乳液やクリームは、肌の潤いを閉じ込めておく役割を担っています。化粧水だけの状態では水分がすぐに蒸発してしまうので、必ず乳液やクリームでフタをするようにしましょう。
また、しっかりケアをしたいという気持ちから、化粧水やクリームをついたくさん使ってしまいそうになるかもしれませんが、適正量を守ることも大切です。
たくさん塗ることでベタベタしたり、思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまうこともあるため、パッケージに記載されている適正量を確認するようにしましょう。 化粧品選びも慎重に行う必要があります。
エイジングケアの化粧品には様々なものがあるため、悩みにマッチしたものを選ぶことが大切です。
肌の乾燥が気になる場合はヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどが含まれているものが効果的です。
シワやたるみなどが悩みの場合は、ビタミンCやレチノールなどが配合されているものを選ぶようにしましょう。
特に気になるポイントのお手入れ方法
目元や口元など、顔の中でも特に乾燥が気になる場所は、乳液やクリームなどを重ね塗りします。
ベタベタになるまで塗るのではなく、薄く重ね付けするように塗ることがポイントです。
また、化粧水を浸したコットンを貼り付け、パックをするという方法も効果的です。ただし、長い時間パックをすればその分効果が高まるというわけではありません。
パックの適正時間は、3分から5分程度と言われています。長時間パックを行うと、せっかくケアをした顔の水分が蒸発していってしまうため、気を付けるようにしましょう。
刺激をできるだけ避けることが大切
スキンケアを行う時には正しいやり方を心掛け、できるだけ肌へ刺激を与えないようにすることも大切です。
汚れをしっかり落とそうとクレンジングの際にゴシゴシとこすったり、化粧水やクリームを力強く塗り込んだりしないようにしましょう。
加齢によって、肌のバリア機能が低下している状態のため、小さな刺激でも大きな影響を受けやすくなっています。力を入れずに、優しくケアするようにしましょう。
また、エイジングケアでは、マッサージをすることも効果的とされていますが、この場合も摩擦には気を付ける必要があります。
指の腹の部分を使い、優しくなでるようにマッサージしていきましょう。
自分に自信を付けよう
エイジングケアを正しく行い、美肌をキープできれば自信にもつながっていきますよね。
自分のケアのやり方が正しいかどうか、一度見直してみてはいかがでしょうか。
また、美肌作りには紫外線対策やバランスの良い食生活、質の良い睡眠なども欠かせません。これらのことも気を付けながら、キレイな肌へ近づいていきましょう。